AppleCare+は、Apple製品専用の追加補償サービスになります。

 Apple社が提供している補償サービスは、主にAppleCareとAppleCare+がございます。AppleCareは、ほとんどのApple製品に標準搭載されている補償サービスであり、本体料金以外に別途料金を負担する必要がございません。これに対して、AppleCare+は、AppleCareより手厚い補償サービスを受けたい方向けに、本体料金以外に別途料金を支払うことに受けられる補償サービスになります。

 今回は、追加補償サービスであるAppleCare+の補償内容について、解説していきたいと思います。

 なお、AppleCare+には、盗難・紛失プランもございますが、補償対象に盗難・紛失が含まれていること以外は、補償内容に大きな違いはありません。

AppleCareとAppleCare+の比較

対象端末

 補償対象とすることができる商品は、AppleCareと同じくほとんどのApple製品を補償対象とすることができます。

 iPhoneを補償対象するAppleCare for iPhoneですと、以下の機種が補償対象となります。

iPhone 13 miniiPhone 12iPhone 11
iPhone 13iPhone 12 ProiPhone XS
iPhone 13 ProiPhone 12 Pro MaxiPhone XS Max
iPhone 13 Pro MaxiPhone 11 ProiPhone XR
iPhone 12 miniiPhone 11 Pro MaxiPhone SE

補償対象

  AppleCare+および AppleCare+盗難・紛失プランのサービス規約をみると、補償対象について以下のように記載されております。

3.対象範囲

3.1 不具合または劣化したバッテリーに関するハードウェアサービス (以下「ハードウェアサービス」)

 材質上または製造上の不具合が対象機器に生じた旨、または充電式バッテリーを内蔵する対象機器に関して、対象デバイスのバッテリーの蓄電能力が本来の仕様の80% 未満になった旨

3.2 過失や事故による損傷に関するサービス (以下「ADH サービス」)

 不測かつ不慮の外的事由 (落下や液体接触による損傷など) の結果生じた過失や事故による損傷 (以下「ADH」) により対象デバイスが故障したこと

3.4 デバイスの紛失や盗難に関するサービス (以下「盗難・紛失プラン」)

 対象デバイスが (i) お客様の知らない間に紛失したこと (以下「紛失」)、または (ii) お客様の同意なく不法に奪われたこと (以下「盗難」)

AppleCare+サービス規約および AppleCare+盗難・紛失プランサービス規約より一部抜粋

 すなわち、補償対象は、自然故障に加え、利用者の過失や事故による損傷も含まれます。盗難・紛失プランであれば、これに加え、さらに盗難・紛失も補償対象となります。

 また、バッテリーについては、AppleCareでは、蓄電能力が50%未満になった場合を補償対象としていたのに対して、AppleCare+では、蓄電能力が80%未満まで補償対象が拡大されていることも注目するべき点といえるでしょう。

補償内容

  AppleCare+および AppleCare+盗難・紛失プランのサービス規約をみると、補償内容について以下のように記載されております。

3.対象範囲

3.1 不具合または劣化したバッテリーに関するハードウェアサービス (以下「ハードウェアサービス」)

 (i) 新品の部品、または性能および信頼性において新品と同等の部品を使用して無償で不具合品の修理を行うか、(ii) 当該対象機器を新品の交換用製品、または性能および信頼性において新品と同等の交換用製品と交換します。

3.2 過失や事故による損傷に関するサービス (以下「ADH サービス」)

 (i) 新品の部品、または性能および信頼性において新品と同等の再生部品を使用して不具合品の修理を行うか、(ii) 当該対象デバイスを新品の交換用製品、または性能および信頼性において新品と同等の交換用製品と交換します。

 各 ADH サービスイベントには、以下のサービス料が適用されます。

 画面のみの損傷:3,700円(税込)
 背面ガラスのみの損傷(iPhone 12より前の モデルは対象外):3,700円(税込)
 その他すべての損傷:12,900円(税込)

3.4 デバイスの紛失や盗難に関するサービス (以下「盗難・紛失プラン」)

 当該対象デバイスを新品の交換用製品、または性能および信頼性において新品と同等の交換用製品と交換します。

 盗難・紛失プランの各サービスイベントでは、以下のサービス料が適用されます。

 iPhone 12,900円

AppleCare+サービス規約および AppleCare+盗難・紛失プランサービス規約より一部抜粋

 以上をまとめますと、補償内容は、基本的には修理または交換により対応してもらえます。

 ただし、過失や事故による損傷、おおよび盗難・紛失の場合については、修理または交換の補償サービスをうけるために以下のサービス料を支払う必要があります。

画面のみ損傷3,700円(税込)
背面ガラスのみの損傷(iPhone 12より前の モデルは対象外)3,700円(税込)
その他すべての損傷12,900円(税込)
盗難・紛失12,900円(税込)

 なお、AppleCare+および AppleCare+盗難・紛失プランのサービス規約には、以下のような記載もございます。

 Apple がお客様に対して本プランの領収書原本に記載されている購入日を基準に 12 か月の期間につき 2 回ADH サービスイベントを提供することにより、ADH のサービスは終了し、本プランの第 3.2 項に基づく Apple のお客様に対するすべての義務が履行されたことになります。未使用のサービスイベントは失効し、その後の 12 か月間は新しい ADH サービスイベントが 2 回まで保証されます。

 Apple がお客様に対して本プランの領収書原本に記載されている購入日を基準に 12 か月の期間につき 2 回盗難・紛失サービスイベントを提供することにより、盗難・紛失プランのサービスは終了し、本プランの第 3.4 項に基づく Apple のお客様に対するすべての義務が履行されたことになります。未使用のサービスイベントは失効し、その後の 12 か月間は新しい盗難・紛失サービスイベントが 2 回まで保証されます。

AppleCare+サービス規約および AppleCare+盗難・紛失プランサービス規約より一部抜粋

 つまり、上記の補償内容は、購入日を基準として1年間に2回までという限定条件がございます。この点は注意が必要です。

補償期間

  補償期間は、製品購入後2年間となります。

  AppleCareは、製品購入後1年間であったので、1年間延長されております。

費用

  AppleCare+の加入費用は、iPhoneの機種ごとに異なります。主な機種の費用は以下のとおりになります。

機種AppleCare+AppleCare+盗難・紛失プラン
iPhone 13 Pro Max24,800円26,800円
iPhone 13 Pro24,800円26,800円
iPhone 1318,800円20,800円
iPhone 13 mini18,800円20,800円
iPhone 12 Pro Max24,800円26,800円
iPhone 12 Pro24,800円26,800円
iPhone 1218,800円20,800円
iPhone 12 mini18,800円20,800円

まとめ

  AppleCare+は、何と言っても補償内容が充実しているというところが一番のメリットといえるでしょう。

  AppleCareは、自然故障のみでしたが、AppleCare+では、「過失や事故による損傷」や「盗難・紛失」も補償対象に含まれております。しかも、Apple社以外のスマホ保険サービスでは、一般的にバッテリー交換が補償対象に含まれていないのに対して、AppleCare+ではバッテリー交換も補償対象となっております。こういった意味でAppleCare+は、他の補償サービスより、補償内容が充実しているといえるでしょう。

 これに対して、AppleCare+のデメリットは、費用が少し割高というところではないでしょうか。

  Apple社以外のスマホ保険では、一般的に月額500円以下で加入できます。しかし、AppleCare+では、機種によって異なりますが、およそ月額1,000円程の費用がかかり、しかも、修理または交換の補償サービスを受けるためには、追加で都度3,700円から12,900円程の費用を負担する必要がございます。 このことから、AppleCare+は、他のスマホ保険に比べて割高といえるでしょう。

 以上のことから、バッテリー交換も含めた充実した補償内容を求めている方には、AppleCare+は良いと思いますが、少しで割安な補償プランに加入したいということであれば、Apple社以外のスマホ保険サービスを選択するのが良いでしょう。

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モバイル保険

 最後にApple社以外が提供しているスマホ保険の補償内容について知りましょう。現在は、AppleCare+以外にも多くのスマホ保険がございます。そのなかでも本サイトは、モバイル保険が一番費用対効果が優れていると考えております。モバイル保険がなぜ費用対効果が優れているのか見ていきましょう。 基本の補償範囲を理解していなければなりません。